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人間に「不良品」はあるのか?

登戸でおきた殺傷事件について、ダウンタウンの松本人志さんが「人間にもある程度の不良品がある」という表現をして、
少々物議をかもしていました。

わたしも、その発言内容を見てみましたが、事件の悲惨さから、そのように言いたくなる気持ちもわからないでもありません。

とはいえ、逆に言うと「完璧な人間」というのはいるのか?とも思えます。

この発言の背景には、「彼は不良品である。わたしたちは違う」という感覚があるのかもしれません。

しかし、そもそも「不良品」とは先天的なものなのか、後天的なものなのか。
もって生まれた性格なのか。育った環境なのか。

実際は、それらのものが複雑に絡まりあっていて、簡単な結論なんて出すことはできません。

ただ一ついえることは、犯人と同じような心理状態になる可能性は、だれしも可能性としてあるということです。
環境的に、状況的に、精神的に追い詰められたと考えたとき、犯人の心理状態は決して他人事ではない。
そういう意味において、わたしたちもまた「不良品」になる可能性を秘めているのです。

いまの社会をどうしていくべきか。これを考えるには、そこからスタートさせていかなければいけないのではないでしょうか。

聖書は「わたしたち人間は、すべて罪人(つみびと)である」と言っています。
それは、犯罪を犯すというニュアンスではなく、今回の表現でいうなら、「不良品になる可能性のあるもの」ということです。

わたしたちが、互いに気持ちを寄り添え合える社会を築いていくこと。
それが結果として、このような悲惨な事件を減らしていくことになるのではないでしょうか。

被害にあわれた遺族の方々の心の癒しを祈りつつ。。。

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