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「幻影からの脱出」

幻影からの脱出―原発危機と東大話法を越えて―幻影からの脱出―原発危機と東大話法を越えて―
(2012/07/19)
安冨 歩

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福島原発のみならず、今現在保たれている、
世界大戦の無い状況というものも、それがいかに頼りないもので
あるのかということが、よくわかります。

この世の表向きの秩序など、それこそ幻影なのかもしれません。

核による抑止力、武力による抑止力は、
それ自体が平和を構築するという幻影を超えて、
私たちは平和を考えていかなければならないのだと思います。

日本が、次世代に向けてリーダーシップをとれる国になるかどうか、
政治家任せではなくて、私たち一人一人が真剣に考えていくことから
始めなくてはならないのでしょう。

2012年25冊目 「あなたの中の異常心理」

あなたの中の異常心理 (幻冬舎新書)あなたの中の異常心理 (幻冬舎新書)
(2012/01/28)
岡田 尊司

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「大津のいじめ事件」の話題がまだ世の中を騒がせている状況ですが、
そんななかこの本を手に取りました。

「いじめ」や「DV」「虐待」などは、誰しもが起こりうることであり、
それは、私にとっても人ごとではないということです。

なぜ、このような状況がおこるのか?
それは、弱いものに権威を振るうのが楽しいから。
という単純な理由とのこと。
これま、麻薬に似た中毒症状的なものだそうです。
つまり、一度このような関係ができてしまうと、
間にストップをかける人が入らない限り、
簡単に強化され続けてしまうのです。

う〜む。確かに納得。

岡田尊司氏の本は、いままでにも「アスペルガー症候群」や、
「パーソナリティ障害」などの本を読んできましたが、
どれも要点がまとまっていて読みやすいので、
他人にもお勧めできます。

2012年24冊目 「大往生したけりゃ医療とかかわるな」

大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)
(2012/01/28)
中村 仁一

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日本人は、死と向き合うのが苦手。
著者はそう主張し、自分もそう思う。

でも、結果的に今の日本は、
望むと望まざるとに関わらず、
延命を選択してしまう本人、家族、医療者が
いるのが現実だと思います。

最近、新聞やテレビでも、すぐに「胃瘻」
(口から食べるのが困難になった状況で
胃に直接栄養を流し込む方法)を選択することが
多くなった現状に対して、問題提起をするようになってきました。

「死」を先延ばしにすることだけで安らぎを得ようとする
安易な考えが、このような現状を多く起こしてしまっているのでは?
と思わされます。


もっと、正面から自分の死を見つめる。ということについて
多くの人が学んでいく必要があるのではないか。

医療従事者であり、牧師である自分としては、
自分のなすべきことを示されたように思わせられる本でした。

2012年23冊目「伝える力2」

伝える力2 (PHPビジネス新書)伝える力2 (PHPビジネス新書)
(2011/12/15)
池上 彰

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わかりやすさで定評のある、池上彰氏の本。
前回の「伝える力」も、人気があり、私も読みましたが、
その本の第二弾になります。

今回は、一作目に比較的似ているところもありますが、
それでも真新しい部分もあって、スイスイと読めてしまうので、
すぐに読み終わってしまいました。

ただ、牧師という、メッセージを「伝える」仕事をしているものにとって、
改めて「伝えるということは技術がいることなのだ」と
実感しました。

これは、日々精進なのですね。


ところで、この本の中で「誤読」についても触れておりました。
遂行は本来「すいこう」なのですが、「ついこう」と言う人も少なくないとか。
確かに、私のまわりでも「ついこう」ひという人います。
その他、「早急」とか「重複」とか。

言葉を使う職業のものにとって、日々確認の学びです。

2012年22冊目「鼓動」

鼓動 ―感じて欲しい小さな命の重み。鼓動 ―感じて欲しい小さな命の重み。
(2012/03/11)
犬猫みなしご救援隊、写真/金子二三夫 他

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これは、東日本大震災と、その後の福島第一原発事故で
被災・置き去りにされた動物たちを救出する活動に
あたっていたボランティア団体のひとつ、
「犬猫みなしご救援隊」の活動をつづった
写真集です。

うちでも、この団体から一匹のワンコを預かりました。
そして、預かってからかれこれ一年たってしまいました。

そのワンコ、ハンナちゃんは、いまも人の布団でグーグーねております。
まったく!!


この写真集を見ると、
当時の悲惨な状態がよくわかります。
まあ、人間のほうも大変だったから
「動物どころじゃない!!」という部分も
あったとは思いますが。。。

その中で、こうして活動にあたっていたのは、
すごいと、改めて思いました。
プロフィール

菊池 亘

Author:菊池 亘
宇都宮グローリーチャーチ
   牧師

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