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公共放送とはなにかを問う

参議院選挙後、最初の週末。
与党が議席をなんとか維持、立憲民主が躍進といった報道とあわせて、
二つの小さな政党が世間をにぎわせた選挙でした。

なかでも、NHKから国民を守る党。通称「N国党」が議席を確保したというのは、
わたしも意外でした。

とはいえ、これも世論のひとつの答えなのでしょう。
「NHKをぶっ壊す」という、わかりやすいキャッチフレーズと、
NHKのスクランブル化という、たった一つの公約が、
受信料に疑問を持っていた人たちにフィットして、
得票につながったのだと思います。

この党が、今度どのように公約を実現していくのかはわかりませんが、
公共放送というものについて、考えるきっかけを与えてくれたのは事実だと思います。

(追記)
個人的には、政府と一定の距離をとる姿勢をとっていたNHKは、
政権のプロパガンダにはならないぞという気概もあって、
それなりに公共放送としての役割を担っていたとは思いますが、
現在は、そのような気概あるスタッフが、どんどん虐げられているようで、
これなら、国営放送+スクランブルでもいいのかな、という気にもさせられます。

研究不正が騒がれている。

いま、日本における神学のなかで、研究不正が騒がれています。
もっとも、神学というパイは日本ではあまり大きくないので、
世間一般では騒がれていませんね。
わたしも、ツイッターで知ったくらいです。

さて、それでは、どんな問題かというと、
東洋英和女学院の院長でもある深井智明教授の
著書に不正があったというものです。

著書のなかで、カール・レーフラーなる神学者について紹介、
その論文について著書の中で論じたとのことだが、
この論文はもとより、カール・レーフラーなる人物も、
存在していなかったということだった。

現在、この本は絶版・回収ということになっているそうです。

わたしも、聞いたことある名前だと思っていたら、
著書や訳書をいくつか持っていました。

改めて見て、見識の深さをわかりやすさを両立した
文章のように感じました。

なぜこのようなことが起こってしまったのか、
それは、さらなる検証が必要なのだと思います。
しかし、研究者として、絶えず新たなものを積み上げていくことを求められる職業において、
行き詰ったときのプレッシャーもまた、相当のものなのではないか、とも思います。
(だからといって、研究不正をやっていいということではありませんが)

いずれにせよ、出版前に、どのようにチェックしていくべきか、
神学の世界もガイドラインをしっかりと作っていくことが大切になっていくのではないでしょうか。

「言論の自由」の問題か?

最近、北方領土について「戦争でとりかえすしかないんじゃないですか」
という発言を追求されている国会議員がおります。

彼いわく、「言論の自由」が保障されているとのことで
議員辞職はせず、誤解を解いていきたいとの主旨で、
今後も議員活動を続けるとのことを、
5月16日現在ではしております。

ただ、この問題、「言論の自由」の問題としてとりあげると、
ちょっと違う方向にいっちゃうんじゃない?という気がしています。

もちろん、発言は自由。ですが、発言には責任もともないます。
どういう反応が出て、それに対して、どう対応するか、
と言う点では、いまのところ、ルール上はのっとっているのかもしれません。

問題は、信仰、思想、信条の部分だと思います。
彼は、おそらく力こそ正義だと思っているのかな。
けっきょくは、力によって奪い、力によって防御するしかないっしょ!
というベースラインがある。
話し合うということに、あまり意味を感じていないのかもしれません。
そこは、わからないけど。
でも、おそらく彼の信ずるところにしたがって発言下のだと思います。

しかし、力を行使する、戦争をするとは、どういうことか、どうなるのか。
そこをリアルにイメージすることができないのかな、とも思います。

戦争になれば、人が簡単に死んでいき、それがあたりまえになる。
そして、犠牲になるのは、他ならぬ国民なのです。

国会議員とは、国民のことを第一に考えるべきであると私は思います。
もちろん、領土のことも重要ですが、国民の犠牲を軽視し、安易に戦争などと言う言葉を使ったとしたならば、
国政を担うものとしての想像力が欠けていると言われてもしかたありません。

今後、どうなるのかもまだわかりませんが、
日本という国が、ただしく導かれていくことができるようにと
日々、祈らざるを得ません。

新元号は「令和」だそうで。

昨日の昼前。新元号の発表がありました。
5月1日からの元号は「令和」。
しっくりとなじむまでは、もう少し時間が必要でしょうか。

クリスチャンライフは西暦を使うことが多いですし、
一般的にも西暦にするところが増えてきているのですが、
役所などは元号表記が多いですから、必然的にしばしば使用します。

さて、翌日にはもう、公表しないといっていた他の5案の情報が
表に出てきてしまいましたね。
情報が漏れたのか、はたまは漏れたという体裁で公にしたのか。
真意はさだかではありません。

新元号に変わる前に、教会ではイースターがあります。
さしずめ、「平成最後のイースター」といったところでしょうか。
私たちの教会でも、着々と準備が進んでいます。

仮装ですか?コスプレですか?

先日、今年も大々的に渋谷で行なわれたハロウィーンのお祭り騒ぎ。
マスコミも毎年恒例とばかりに大々的に報道していましたが、
警察も厳戒態勢になるほどの不穏な騒がしさとあいまって、
健全な形で継続できるかどうかの曲がり角に来ているように感じますね。

さてさて。そんなハロウィーンにおいて避けて通れないのが、「仮装」であります。
知り合いとハロウィーンの話題になり、その際「仮装」と言ったら笑われてしまった。
(なんでも、言い方が古いそうだ。とほほ)
その方いわく、ハロウィーン・コスというくらいなのだから、コスプレでしょう!と言うわけです。

まあ、日本では昨今ハロウィーンでもキャラクターなどのコスプレ衣装をまとい、
キャラクターになりきるお方もたくさんいますので、間違っちゃあいないようにも感じます。

とはいえ、もとはといえばお化けなどに「仮装」するのが本来の形なので、
やはり「仮装」と称するのが根底にあったほうが落ち着くと思うのは、
わたしだけなのでしょうか。笑
プロフィール

菊池 亘

Author:菊池 亘
宇都宮グローリーチャーチ
   牧師

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